TechBowlは、2026年新卒向けの企業研修プラン「IT・AI・開発基礎研修」を公開講座形式で提供開始した。

同研修は、複数社合同で開催されるオンライン公開講座。新卒総合職・技術職を問わず、社会人として、またIT人材として欠かせない「現場で活きる基礎力」を身に付けることを目的としている。AIリテラシー基礎からプロジェクトマネジメント、Web開発基礎まで、約30のテーマから必要なパーツを自由に選択可能。講師は、有名企業のCTO・シニアクラスが担当し、実務と経営の両視点から実践的に指導する。
研修の特徴とカリキュラムの例は次のとおり。
研修の特徴
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トップIT人材が講師:現場で本当に役立つ知識を直接指導
- 有名企業のCTO・テックリード経験者などが講師(TechTrainメンター)として登壇。技術と事業の接点を理解した実務目線の指導で、新卒が「現場で使える思考」を習得する
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約30テーマから自由に選択できるモジュール型設計
- AIリテラシー、IT基礎、Git/GitHub、Docker、AWSなど多様なテーマをラインナップ。自社研修で不足している部分をピンポイントで補える
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複数社合同開催による高いコストパフォーマンス
- 複数の企業が同じ講座を受講する「公開講座形式」を採用。全国からオンラインで参加可能で、1人1コマ(約3時間)5000円(税抜き)からという価格を実現した(2025年11月末までに申込完了の企業限定で「早割キャンペーン」適用)
提供予定の主要カリキュラム例(一部)
同研修は、約30種類のテーマを「全職種必須の基礎」「開発・プロセス実践」「最先端のAI・データ活用」の3つのカテゴリーに分類し、自社の新卒育成計画に沿ってテーマを組み合わせられる。
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IT・ビジネス基礎(全職種向け)
- 「事業とエンジニアリング」「ITリテラシーの基礎」「技術ドキュメントの書き方」「セキュリティ入門」など、職種を問わずすべてのビジネスパーソンに必須となる共通言語とマインドセットを習得する
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開発プロセス・プロジェクト管理
- 「システム開発・開発プロセス論」「要求仕様・要件定義」「プロジェクトマネジメント基礎」など、開発を円滑に進めるための思考法とプロセスの基礎を学び、チーム開発へのスムーズな移行を支援する
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実践ツール・最新技術基礎
- 「Git/GitHub基礎」「Docker・AWS基礎」「データ活用・データ分析基礎(BI、 SQL)」など、現場で使用される具体的なツールやクラウドサービスの基礎を、実務に即した形式で解説する
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AIリテラシー・理論(最先端)
- 「AIリテラシー基礎」「AI理論基礎(統計学を盛り込みながら)」「AIコーディング基礎(Codexなど)」「AIワークフロー構築基礎(Dify、n8nなど)」など、今後のビジネス必須スキルとなるAI活用の理論から実践までを網羅的に学べる
なお、同研修は、11月末までに申し込んだ企業を対象に、「早割キャンペーン」を行っている。
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