昨今、社員に知人・友人を紹介してもらい選考する「リファラル採用」に注目が高まっている。マッチング率が高く、採用コストを抑えられるというメリットがある一方で、継続して成果を出すために必要とされるリアルタイムな求人情報や採用ペルソナの告知、進捗情報の共有といったインターナルコミュニケーションが、人事と社員双方に大きな負荷をかけてしまうという課題がある。
そうした中、Slackを利用しているMyReferユーザー企業から、Slackを使って「よりコミュニケーションを円滑に・活性化させていきたい」「社内のコミュニケーションコストを下げたい」という声が集まった。今回のMyReferとSlackの連携はそうした背景のもと実現された。
MyReferがSlackと連携したことで、次のようなことが可能になるという。
- 指定のオープンチャンネルへ、求人や社内ニュースの通知が可能に
- MyReferでは自社の求人や社内ニュースの告知を、社員向けアプリへのプッシュ通知やメール配信で行っている。これらに加えて、SlackのオープンチャンネルにもMyReferからの通知が可能になった。これにより、普段使用するコミュニケーションツールで日常的に・リアルタイムにリファラル採用の情報に接することができる。
- 一人ひとりに向けた個別メッセージを送信可能に
- MyReferでは社員のリファラル採用への興味度合いや活動状況に応じて、パーソナライズ化されたメッセージを送付できる。今回、MyReferとSlackの社員情報が自動的に連携され、MyRefer上からSlackへ個別メッセージを送信できるようになった。これにより、リファラル採用に協力してもらう上で欠かせない、人事と社員の1対1の円滑なコミュニケーションと関係構築をサポートする。
- Slack経由でのアクションの見える化とリファラル採用の文化作り
- MyReferではリファラル採用活動を継続的に活性化するため、社員ごとのリンククリック数、紹介数、友人応募数といった活動状況をすべて可視化している。Slackに通知された求人・お知らせについても同様に数値を可視化できるため、通知するだけでなくSlack上に展開された求人からの紹介アクションまで分析できる。併せて、Slackのスタンプを通じて他の社員の反応がわかり、リファラル採用を賞賛する文化を作っていくことができる。