ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパンは、急増しているオンラインでの採用面接において、企業がどのようにすれば自社の魅力を求職者に伝えることができるか、自社の採用コンサルタントにヒアリングを実施し、その結果を7月2日に発表した。
オンライン面接で企業が自社の魅力を伝えるためのポイントは、以下の8つだという。
- 企業が従業員へ提供できる価値(EVP)を確認し、柔軟な働き方への取り組みを強化する
- バーチャルオフィスツアーを実施する
- 会社紹介動画を作成する
- 上級管理職を動画や記事で紹介する
- 「バーチャルコーヒータイム」で部署のメンバーを紹介する
- 面接中に積極的に「雑談」を取り入れる
- 従来とは異なるタイプの質問をする
- 応募者にサンプル製品などを送る
(各項目の詳細は、同社のプレスリリースを参照のこと)
なお、ヘイズ・ジャパン マネージング・ディレクターのリチャード・アードリー氏は次にように述べている。
「新型コロナウィルスの蔓延で、ビジネスの世界は大きな影響を受けました。この潮流に対処するためにも、企業は、その立ち位置や何を提供できるかについて、バーチャルやリモートで伝達していくことが一段と求められるようになります。革新的で共感を呼ぶ方法で伝達することに成功できれば、企業はエンプロイヤーブランドを高めるだけでなく、適切な人材を引き付け、新しい働き方が求められる時代で勝ち残っていくことができるでしょう」(アードリー氏)