小売・飲食・サービス業の生産性向上を支援するナレッジ・マーチャントワークスは、ツナグ・ソリューションズと業務提携し、アルバイトの採用プロセスから採用後のトレーニングや勤怠管理・コミュニケーションまでをオンラインツールを活用し、非接触対応できる職場創りを目指す取り組みを始めた。
ナレッジ・マーチャントワークスは、小売・飲食・サービス業向けにテクノロジーを活用した課題解決を行うスタートアップ企業。店舗マネジメントツール「はたLuck」の提供を通じて、店舗マネジメント業務を効率化し、生産性と従業員エンゲージメントの向上を支援してきた。
店舗サービス業は、自治体からの休業要請など、新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受けたが、緊急事態宣言解除後、「新しい生活様式」に則した形で安全性に配慮しながら、営業を再開している。一方で、スタッフ同士や客との接触は避けられない状況にあり、店舗スタッフの安全対策は十分ではない。また、一般企業の従業員へのコミュニケーションやトレーニングではオンライン化が広まりつつあるが、店舗においてはまだまだ対面で実施しているのが現状。店舗スタッフの安全性を考慮した働きやすい職場づくりを支えるために、今回の業務提携に至ったという。客とのコミュニケーションといった重要な顧客接点はそのままに、それ以外の付随業務は極力非接触で行う取り組みをツナグ・ソリューションズと開始する。
今後、アルバイト採用の応募・面接や採用後のトレーニングや勤怠管理といった接客・調理以外の多くの業務について、オンラインツールの活用などで非接触対応できる体制を整える。具体的には、主にツナグ・ソリューションズが採用計画立案や応募受付、面接設定などの「採用プロセス」を、ナレッジ・マーチャントワークスがはたLuckを活用してシフト管理やトレーニングといった「採用後のスタッフマネジメント」のオンライン化を実施。オンライン化を通じて、Withコロナ時代における店舗サービス業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する。
ツナグ・ソリューションズは、「アルバイトをヒーローに。」をミッションに、2007年3月よりアルバイト・パート採用に特化した採用コンサルティング・代行サービスを提供している。