味の素は、VISITS Technologiesが提供する特許CI技術(コンセンサスインテリジェンス技術)を用いたオンラインアセスメント「ideagram」および「デザイン思考ワークショップ」を、同社のR&D部門で初めてのワークショップ「Technology based Innovation Workshop」に導入した。
CI技術は、今まで数値化することが難しかった、決まった答えがない問いに対応する能力を定量的に評価する技術。同技術を搭載したideagramおよび公開受検モデルのデザイン思考テストでは、オンラインセッションを通じ、受検者の「本質的な課題発見力」と「解決策を考え出す力」のスコアリングが可能になったという。
味の素はインターン実施の目的に、専門性を高めるだけでなく、「社内外の様々な要素を掛け合わせて新たな社会価値を生み出す」といった一連のプロセスの体験を参加学生に提供することをおいている。CI技術の導入により、数値化が困難な人の創造性を定量化した上で、秀でた特性を持った学生を中心にワークショップを実施。企業・職種に対する理解を深める独自のインターンシップを実現した。
CI技術は、企業・団体が独自に実施するもののほか、個人が受検可能な全国一斉受検に用いられている。同技術を用いた各種セッションの受検者は全国で3万人を突破した。大手メーカー、総合商社、広告代理店、コンサルティング会社など、複数社の新卒採用プロセスやインターンシップ、育成プログラムに導入済みまたは本年中に導入されることが決まっているという。