今月の注目書籍
『Q&Aでわかる テレワークの労務・法務・情報セキュリティ』は7月の新刊ながら6位にランクイン。公的機関が出しているガイドラインなどの内容に基づき、「在宅勤務中の従業員の労働時間はどう管理すればいい?」「契約書の押印はどうすればいい?」といったテレワークにまつわる疑問にQ&A形式でわかりやすく答えている。急場にも役立つ「テレワーク規程」フォーマットデータ付き。
40位の『日本企業のタレントマネジメント』も7月の新刊。日本国内ではまだこれからのタレントマネジメントだが、ジョブ型雇用の導入などと並行して普及が進むと思われる。本書では、法政大学大学院政策創造研究科教授である著者が、タレントマネジメントとは何か、日本型人事管理になじむかなどを体系的に整理するとともに、事例研究の成果をまとめている。
最後も7月の新刊。50位の『知名度が低くても〝光る人材〟が集まる 採用ブランディング 完全版』は、2018年1月に刊行された採用ブランディング解説書の続編で、「採用ブランディングを手順を追って21の法則に分解」などの点で強化されている。著者はクリエイティブディレクターで、リクルートと協業し数多くの企業の採用戦略に携わってきた実績を持つ。
* * *
1位から50位までの全体ランキングについては次のページに掲載している。なお、前月順位についてはデータ取得の方法・仕様により変動する場合がある。