MyReferは、21年卒内定者向けの「オンライン内定者エンゲージメントパック」を、8月6日より提供開始した。同サービスでは、内定者同士が内定先企業について理解を深めると同時に、後輩に勧めたくなるまでの関係を内定先企業とつくる支援を行う。
MyReferが調査したところ、2020年7月時点で1社以上内定を持つ就活生の4人に1人が、複数社への内定承諾をする意向を持ち、「どの内定先が自分にあっているか決め手に欠ける」(48.4%)、「不景気による内定の取消しが不安」(45.1%)という課題を持っていることが分かった。先行きが不透明でリアルなコミュニケーションが取りづらいなか、企業はオンラインで内定者とのコミュニケーションを重ね、内定者同士が関わる機会を創出しながら相互理解を深めていく必要がある。
このような背景からMyReferは、オンライン内定者エンゲージメントパックを提供開始したという。このパッケージプランは、情報が少なく不安に思っている内定者へ自社理解や内省の機会を提供するとともに、内定者同士のコミュニケーションを促進する。また、研修後も人事からリファラル採用アプリ「MyRefer Campus(マイリファーキャンパス)」にて会社のニュース配信をして情報を伝え、内定者自身が後輩へ就職活動の選択肢として会社のことを発信する。これにより、オンラインの研修・内定式において会社や内定者同士のつながりを作り、自分たちで後輩の仲間集めをすることによって内定者のエンゲージメント向上効果を最大化させていく。
MyRefer代表取締役社長CEOの鈴木貴史氏は、「最近の就活生の志向性や情報の取得方法は変化しており、既存のナビサイトだけではなく友人同士のクチコミやSNSなどでより『会社のリアル』を知ろうとする傾向にあります。しかし、今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、説明会やOB訪問が十分にできずオンライン面接だけで内定に至ったケースも多く、内定者にとってはリアルな情報が少ない状況になっています。ニューノーマル時代に突入し、働き方が抜本的に変わりつつある昨今ですが、今後ともMyReferは個人‐法人の最適なマッチング、ファンベースな組織づくりを支援してまいります」と述べている。