パソナは、日本貿易振興機構(以下、ジェトロ)とコンソーシアムを組み、経済産業省より「令和2年度 国際化促進インターンシップ事業」を受託した。これにより、開発途上国・地域の外国人材を対象に、テレビ会議システムなどを活用した、オンラインによる日本企業のインターンシップを実施する。またこれに伴い、9月1日よりインターンシップ受入企業の募集を開始する。
同事業に参加する外国人材は、パソナがベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、インドの計5か国に設置したサテライトオフィスに集まり、テレビ会議システムなどを活用しながら、オンラインで日本企業のインターンシップに約2か月間参加する。パソナは期間中、お互いがスムーズにコミュニケーションが取れるように「異文化マネジメント(受入企業対象)」「日本のビジネスコミュニケーション(外国人材対象)」といったさまざまな研修を用意するほか、専属コンシェルジュが両者に対してオンライン面談や訪問を通じたフォローも行う。
インターンシップ終了時には、受入企業と外国人材がオンライン上で一堂に会して、インターンシップによる成果などを発表する成果発表会を開催する。
パソナは本事業を通じて、日本企業のグローバル化やダイバーシティを推進するとともに、外国人材の国際的なキャリア形成を支援していくとしている。
■募集期間
- 企業:9月1日~10月15日
- 外国人材:8月24日~10月15日
■対象
- 企業:日本国内に主な事業所を有する中堅・中小企業 最大80社程度
- 外国人材:経済協力開発機構(OECD)の開発援助委員会(DAC)が定める政府開発援助(ODA)対象国・地域の外国人材80名程度