(ISC)2は、1989年に米国で設立されたNPO団体。情報セキュリティ分野で活躍する人材を育成するために、グローバルな認定資格「CISSP(Certified Information Systems Security Professional)」と「SSCP(Systems Security Certified Practitioner)」を開発・提供している。このウェビナーは「APAC Secure Webinars」コンテンツの1つで、アジア太平洋地方(APAC)における(ISC)2メンバーの専門家が、約1時間で最新のセキュリティノウハウを伝えてくれる。配信は不定期だ。
普段は英語で行われるウェビナーだが、今回はCyberArk Japanの山之内真彦氏が講師を務め、「特権アカウント乗っ取り事件の事例とその真相」と題して日本語で講義が行われる。講義では、特権アカウントの乗っ取りによって起こされた2つの事件――2015年12月に22万5000人以上に影響を及ぼしたとされるウクライナの大規模停電と、バングラディシュ中央銀行から8100万ドル(約89億円)が盗み出された事件――を例に、特権アカウントがどのように悪用されたのか、また、このようなサイバー攻撃を防ぐには何ができたのかなどが語られるという。
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