ウォンテッドリーは、ベンチャーキャピタルやアクセラレーターと提携し、スタートアップ企業の採用支援をさらに推進するべく「Startup Program」を大幅刷新した。同プログラムでは提携機関の支援先企業向けに特別採用プラン「Startup Plan」を提供するほか、採用に関する事例、統計情報公開を行う。
同社はこれまで、これからの時代を創るスタートアップ企業の採用支援をより充実させたいという想いのもと、ベンチャーキャピタルやアクセラレーターとともにStartup Programを提供し、支援先に対して採用プランを割引価格で提供してきた。今回の大幅刷新では、採用プランの割引提供内容の拡大に加え、採用ノウハウに関する記事公開やスタートアップに関する統計情報の提供を行うことを決定したという。
Startup Programの概要は次のとおり。
特別採用プラン「Startup Plan」
提携先が支援する企業へ向け、特別採用プランStartup Planを提供。提携先により支援先へ提供するプラン内容は変化する。これまでは採用サービスのライトプラン3か月分(13.5万円相当)を無償提供してきたが、Startup Planでは内容を大幅に刷新拡張し、コンテンツ作成支援、スカウトなどを含む、最大120万円相当の内容を提供する。
なお、Startup Planの利用条件は、「指定機関からの投資、または支援を受けていること」「トライアル利用含め、過去Wantedlyで募集記事を出したことがないこと」となる。
スタートアップの採用や組織づくりへ気づきを与える「Startup Media」
スタートアップの採用や組織づくりに関するインタビュー記事を公開することを通じて、スタートアップ企業に対してノウハウや気づきを提供することを目指し、「Starup Media」の運営を開始。皮切りとして、スタートアップ企業のCTO、VPoEへインタビューを行い、開発組織をスケールさせるヒントに迫る特集「TECH TEAM BUILDERS」を開始した。また、スタートアップの成長フェーズごとに必要な「採用・組織づくり」のポイントについて探求する特集「河合聡一郎氏と考える、スタートアップに必要な採用・組織づくり」を開始した。
スタートアップ雇用指数「WANTEX」
世界的には米国、中国を中心にスタートアップ経済が活況を示す中、未来の日本の産業を創る新興企業のトレンドを可視化することで、同社は日本のスタートアップ経済をいっそう盛り上げていきたいと考えている。そのため、2020年11月よりスタートアップ経済の成長性を示唆する新たな先行指標として、スタートアップ雇用指数「WANTEX」の公開を開始した。