ウィルグループの人材サービスを主力とするウィルオブ・ワークは、4月20日よりIT人材紹介サービス「WILLOF TECH CAREER(ウィルオブ・テックキャリア)」の提供を、全国を対象に開始した。同社では、2014年よりITインフラ構築やアプリケーション設計開発の人材支援サービスを展開しており、今回、IT人材紹介サービスに新規参入する。
IT技術に対するニーズは日に日に高まる一方で、IT人材は慢性的な人手不足が最大課題であり、経済産業省の「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査(平成28年6月)」によると、2030年には最大で79万人ものIT人材が不足すると予測されている。また、元来IT人材市場は縁故採用が多く、企業にとって転職潜在層である優秀なIT人材を確保するハードルが高いという課題もあった。
こうした社会課題を解決すべく、ウィルオブ・ワークは20年以上にわたり蓄積してきた人材サービスのノウハウや全国に50以上の拠点を構えるなどの強みを活かして、IT人材と企業との最適なマッチングを実現するため、WILLOF TECH CAREERを開始するに至ったという。
WILLOF TECH CAREERの特徴は次のとおり。
- ①独自コミュニティにより、転職潜在層で優秀なIT人材を紹介可能
- ウィルオブ・ワーク関連会社でIT人材事業を展開する数社と連携し、WILLOF TECH CAREER独自のIT人材ネットワークの拡大と構築により、市場に出ていない人材を紹介することが可能。
- ②AI機械学習エンジニア・データサイエンティストを含む先端IT人材の紹介
- 今後特に人材不足が懸念される、専門的かつ高度なスキルを習得した先端IT人材の紹介が可能。
- ③IT知識の豊富なキャリアアドバイザーによるミスマッチ防止
- 数多くの求職者が直面する、自身の求めるキャリアと紹介企業とのミスマッチに注目し、求人ありきの転職支援ではなく、「求職者が求めるキャリア」を重視し、求職者一人ひとりと十分な面談を重ね、成長につながる最適な企業とのマッチングを行う。
なお、対応可能職種は、先端IT人材(IoT、AI、ビッグデータ)、データサイエンティスト、アプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、社内SE、Webデザイナー、品質管理など多岐にわたる。