3Dプリンター活用技術検定試験は、一般社団法人コンピュータ教育振興協会が主催する新しい検定試験制度。試験内容は「3DPのメリット」「3DPの仕組みとプロセス」「3DPの活用」の3分野に分かれ、3Dプリンターの利活用に必要な造形方法や材料、後工程、CADデータの取り扱いなどの知識が身に付いているかどうかを評価・認定する。
試験は前期試験が毎年2月第2日曜日、後期試験が9月第2日曜日の年2回行われる予定で、第1回は平成29年(2017年)2月12日(日)に実施される。申し込み期間は2017年1月17日まで。試験会場は現在のところ、札幌(北海道)、仙台(宮城県)、東京23区(東京都)、名古屋(愛知県)、大阪(大阪府)、福岡(福岡県)が予定されている。
試験概要は次のとおりだ。
試験名 | 3Dプリンター活用技術検定(英語名:Certification of 3D Printing Skills(3DP)) |
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資格名 | 3Dプリンター活用技術基礎 |
受験資格 | 特になし |
受験料 | 8000円(税抜き) |
出題方式 | マークシート形式による多肢選択方式および真偽方式(60問) |
出題比率 | 真偽方式:24問/多肢選択:36問 |
出題分野 |
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検定試験時間 | 60分(途中退出不可) |
合格基準 | 各分野50%以上、総合70%以上 |
アイ・ラーニングが開催する講座は、この検定試験合格を目指すもの。主な学習内容は次のとおり。
- 3Dプリンターの基礎、プロセス、用途、種類
- 3Dプリンターの材料、データ、後処理
- 3Dプリンターの活用
- 受講確認テスト
- 回答/質疑応答
講座の開催概要は次のとおり。
日時 | 2016年12月21日(水)10:00〜17:00 |
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開催地 | 東京・新宿三丁目 |
定員 | 20名(最少開催人数:10名) |
受講料 | 3万7800円(税込み) |
申し込み | こちらから |
なお、この講座で検定試験は実施されない。また、講座への参加にあたり、『3Dプリンター活用技術検定公式ガイドブック』(日経BP社刊)を使った事前学習を行うことが望ましいとしている。