ヘラルボニーは、8月より法人向けのインクルーシブなデザイン支援サービスの提供を本格的に開始すると発表した。バリアフリーを超えて「ちがい」そのものを価値と捉え、空間・プロダクト・体験の設計プロセスにインクルーシブな視点を組み込むことで、DE&Iを実装する企業や自治体を支援する。
同サービスでは、次の3つのプランを中心に展開予定。いずれのプランにも、インクルーシブデザイン設計費、障害や障壁が体験にある当事者による監修・体験テスト、アクセシビリティチェックなどが含まれており、プロジェクト初期段階から伴走する体制を整えている。
- アクセシビリティ診断プラン
- 課題を可視化し、改善の起点を明確にする。空間・プロダクト・イベントの現状を多角的にチェックリストで診断し、優先すべき課題を洗い出す。
- アクセシビリティ実践プラン
- “共感設計”で現場をアップデートする。導線やサインの設計、体験改善を当事者の声を反映しながら具体化する。
- インクルーシブデザインプラン
- “ちがい”を価値に変える共創型企画。障害のある当事者やクリエイターとともに、空間・什器・体験をカスタマイズしてプランニングする。
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