リアセックは、新人・若手社員の自律的な成長を支援する実践行動型トレーニングプログラム「コントレ」の提供を開始した。

コントレは、主に入社1〜5年目の新人・若手社員を対象とした、6週間の実践行動型トレーニングプログラム。従来の画一的な新人教育を刷新し、変化の激しい時代に求められる「自律型学習実践者」の育成を目指すという。プログラムの特徴は次のとおり。
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「経験学習モデル」に基づく自律学習能力の育成
- 日常業務における具体的な経験を題材とし、「省察(振り返り)」と「試行(実践)」のサイクルを繰り返すことで、受講者自らが学び方を習得し、継続的な成長を可能にする
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PROG診断を活用した高度なパーソナライズ
- 事前に行うPROGの診断結果に基づき、受講者個々人のコンピテンシー特性や開発状況に応じて、全66種類の中からトレーニング候補を提示。受講者自身が選択することで、学習意欲と主体性を引き出す
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「ピアセッション」による相互学習と内省の深化
- 週に一度のペースで、同期や近いキャリア段階の仲間(ピア)と、コーチングの手法を取り入れた振り返りセッションを実施。心理的安全性の高い環境下で客観的なフィードバックや問いかけを受けることで、自己認識を深め、具体的な行動変容を促進する
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OJTにOJL(On the Job Learning)の考え方をハイブリットしたアプローチ
- 従来のOJTの効果を最大化するために、現場での「訓練」と「学び」を融合させ、短期的な業務遂行能力の向上と、中長期的な問題解決能力・適応力の獲得を目指す
コントレは、個人のコンピテンシー強化を通じたパフォーマンスとワークエンゲージメントの向上、早期離職率の低減に寄与するという。「強みの発揮」からスタートする学習アプローチにより、受講者は主体的にプログラムに取り組めるとしている。また、日常業務で学びを実感することにより、スキル開発に不可欠な行動と自信を持つことにつながるとのことだ。
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