VISITS Technologiesは、同社が主催する「デザイン思考テスト」の受検者スコア分析をもとに、イノベーター資質を持つ人材の大学別輩出ランキングを発表した。
デザイン思考テストは、「デザイン思考力」すなわち顧客ユーザーのニーズを発見する力、そのニーズを実現するためのアイデアを考える力、それらのニーズやアイデアの価値を正しく評価する力を測ることができるテストで、イノベーターに必要となる資質を定量化できるという。スコアは同社の独自アルゴリズム(コンセンサス・インテリジェンス技術)により客観的に算出される。
今回の調査では、全受検者の上位1%をイノベーター資質を持つ人材と定義し、2020年6月1日から2021年5月31日までに受検した2022年卒業予定の学生3万4307名のデータを集計した輩出数と輩出率のランキングを作成。その結果、輩出人数が最も多いのは「慶應義塾大学」で211人となった。また、輩出率では「東京大学」が首位となり、受検者100人あたり11.48人となった[1]。
注
[1]: 輩出人数に関しては、各回のテストにおいて上位1%に入った延べ人数を表しており、輩出率ランキングに関しては、大学あたりの総受検者数が100人を超える大学に絞って順位を算出している。