CSIRT(Computer Security Incident Response Team、読み:シーサート)は、コンピュータやインターネットを主としたネットワーク上で、セキュリティの問題を監視し、問題の発生に備えて、インシデント関連情報や脆弱性情報、攻撃予兆情報などを収集・分析し、対応策や手順の策定などを行う組織を指す。問題が発生した際には、その原因の解析や影響範囲の調査なども行う。
NECマネジメントパートナーが開催するCSIRT向けトレーニングは、主として企業内組織のCSIRT人材を育成するためのコース。CSIRTとして必要となる実践的な知識や対応策について、短期間で効率的に学べる内容だという。
NECマネジメントパートナーが現在提供している、セキュリティ人材CSIRT向けコース体系は次のとおり。今回発表されたコースは、いずれも中級者向けの位置づけになる。
今回発表された各コースの詳細は次のとおり。
- CSIRT強化トレーニング ハンドリング編
- 【概要】セキュリティインシデント対応チームの立場から、インシデントハンドリングを疑似体験する演習。発生するイベントの状況を判断し、適切な指示内容についての検討をグループで議論しながら進めるなどの演習が含まれている
- 【受講料】8万6400円(税込み)
- 【講習日時】2017年3月6日(月)
- 【詳細】 コース内容などはこちらを参照のこと。
- CSIRT強化トレーニング マルウェア感染対応編
- 【概要】疑似マルウェアプログラムを用いたセキュリティインシデント調査体験演習。限られた条件下における疑似マルウェアの表層解析を中心に、状況把握のためのヒアリングや感染原因の調査、恒久対策をグループで検討を行うなどの演習が含まれている
- 【受講料】8万6400円 (税込み)
- 【講習日時】2017年3月9日(木)
- 【詳細】 コース内容などはこちらを参照のこと。
- CSIRT強化トレーニング テクニカル編(CTF形式)
- 【概要】CTF(Capture the Flag=旗取り合戦ゲーム)形式を採用した、実践型セキュリティ技術演習を行うコース。複数のステージに設定された技術的な課題をクリアしていくことで、基本的なインシデント解析技術を学べる内容になっている
- 【受講料】8万6400円 (税込み)
- 【講習日時】2017年3月9日(金)
- 【詳細】 コース内容などはこちらを参照のこと。