ワークデイは、同社の人材管理プラットフォーム「Workday Human Capital Management」(以下、Workday HCM)を、三井化学がグループ・グローバルレベルで導入することを発表した。
Workday HCMでは、視覚的に分かりやすいインターフェースで、人的資源に関するデータを一元的に管理できるほか、将来的な人材戦略やビジネスの変化・成長に合わせて、アナリティクスやプランニングなど最適な機能拡張を行える。
三井化学は、Workday導入により、グループ内における組織(職務、ケイパビリティ・資質、報酬など)やタレント情報 (専門・志向性、経験、多様性など) のさらなる可視化を図り、グループ・グローバルレベルにおける適所適材の人材配置を進める。また、組織人材情報を開示することで、投資家などのステークホルダーとのより積極的な対話の実現を目指す。
三井化学の専務執行役員である安藤嘉規氏は、次のようにコメントしている。
「三井化学は、『Challenge, Diversity, One Team』の3つをコアバリューとして掲げているように、Diversityを尊重する企業文化の中、国籍・性別を問わず、さまざまな個性を持った従業員が活躍しています。Workday HCMの導入により、グローバル規模でのグループ統合型人材プラットフォームを構築し、社内外のステークホルダーとタイムリーな対話を通し、①人材の獲得・育成・リテンション、②従業員エンゲージメント向上、③グループ経営強化といった、人材戦略上の優先課題に対し、より効果的に対応し、長期経営計画達成を目指します」(安藤氏)