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HRzineニュース

「リスキリング」について調査を実施、約9割がリスキリングを「受けたことがない」と回答―ワークポート

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 総合転職エージェントのワークポートは、全国の転職希望者493人を対象に、リスキリングについてアンケート調査を行った。調査期間は、2021年8月25日~9月2日。

 リスキリングという言葉を「知っている」と回答した人は8.3%だった。リスキリングという言葉は、まだまだ働き手にとっては馴染みのない言葉のようだ。また、「知っている」「聞いたことはある」と回答した人の中でも、4割程度の人はリスキリングという言葉は聞いたことがあるものの、それを推進する背景や意味を理解しておらず、取り組みそのものとしてもあまり浸透していない様子がうかがえる。

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 職場でリスキリングを受けているかを尋ねたところ、「はい」と回答した人は6.7%、「今後受ける予定がある」と回答した人は1.6%にとどまり、「いいえ」と回答した人が91.7%と大多数を占める結果となった。

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 「はい」「今後受ける予定がある」と回答した人に、どのような内容を受けているのか、または受ける予定なのか聞いたところ、「DXやAIのeラーニング」や「UI設計」「ITパスポートの取得」「PC関連のスキル」など、ITスキル向上に関する内容を挙げる人が目立った。また、実際にリスキリングを受けた満足度を聞いてみると7割強の人がおおよそ満足していることが分かった。

 一方、「いいえ」と回答した人にリスキリングを受けたいと思うか聞いたところ、「とても思う」(47.1%)、「やや思う」(38.1%)は合わせて85.2%と上った。その理由は「スキルアップ、キャリアアップのため」「仕事に生かしたい」「転職など今後に役立つから」と回答する人が大多数を占めた。また、プログラミングなどのスキルや、AI、DX関連のスキルが身に付けられるようなリスキリングを受けたいとする人が目立った。その他にも、自分が今就いている職種や社会人としてのスキルアップにつながる内容(マーケティングやデザイン、コミュニケーションスキルなど)を学び、自分自身が不足している部分を補いたいという意見も数多く挙がった。

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 リスキリングを受けたいと「あまり思わない」「まったく思わない」と回答した人にその理由を聞いたところ、「自分自身で勉強しているから必要ない」「業務的負担が増えるため」「実務を通して学べるから」とする意見が散見された。「そもそもリスキリングについて理解していないため、メリットが分からない」とする人も多く、働き手へのリスキリングの浸透度合いが低いことが、受けてみたいという意欲につながっていないことが浮き彫りとなった。また、今後受ける際に、「時間の確保ができるか不安」「負担が増えるのではないか」「会社の自己満足的な内容にならないか心配」「実務と直結した内容が学べるのかが疑問」などの懸念があることが分かった。

 対象者に、学び直しやスキルアップのための支援や取り組みを行っている企業に魅力を感じるか聞いたところ、ほとんどの働き手は、社員のスキルアップや教育に取り組む企業に好印象を持っていることが分かった。

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 一方、勤務先で新卒・新人研修とは別に、既存社員の学び直しの機会や新しいスキルを身に付けられるような取り組みなどはあるか聞いたところ、「はい」と回答した人は17.6%にとどまり、「いいえ」「わからない」と回答した人を合わせると82.4%と、多くの働き手は社内で学び直しやスキルアップができる機会を持っていないことが分かった。

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 2020年1月に同社が実施したリカレント教育に関するアンケートにて、同様の質問をした際に学び直しの機会があると回答した人は24.8%だったことに比べ、7.2ポイント減少している。コロナ禍において経営状況が悪化したために、教育への投資を削減せざるを得ないという企業の声も聞こえてくるが、それを裏付ける結果ともいえるのではないだろうか。

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HRzine編集部(エイチアールジンヘンシュウブ)

労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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