シーグリーンは、1on1がうまくいかない理由を第三者が明確にするサービス「1on1プロサポート」(以下、1プロ)を提供開始した。
組織づくり、人材育成の観点から1on1ミーティングの重要性が注目されている。実際に、1on1ミーティングを取り入れている企業も増加傾向にある。一方で、1on1ミーティングが形骸化し、組織づくりに活かせていないばかりか上司・部下ともに意味を見出せず、ストレスの種になっているという声も少なくない。さらに、昨今推奨されているテレワーク下では、組織内のコミュニケーション課題も複雑化している。
本来、信頼関係を深め、自走する社員育成のために生まれた1on1ミーティングが意味をなしていないのには、部下の「隠された本音」を上司が受け止められておらず、信頼関係がない状態で1on1ミーティングの形だけが独り歩きしているのなどの理由が考えられる。第三者が関与することで「隠された本音」を整理し、伝え、上司と部下のギャップを解消することがまずは重要である。
1プロでは、コミュニケーターが仲介し、利害関係のない環境で部下の「隠された本音」や上司が伝えたかった想いを整理。さらに、面談終了後、上司と部下がコミュニケーションを取る場をセッティングする。現場での双方向のコミュニケーションをサポートするほか、サーベイによる定期モニタリングを実施。状況の変化について経営層に細かく報告するため、経営層の現場の詳細把握にも役立つ。
なお、同サービスリリースにあたりモニターサービスを実施したところ、組織内の風通しならびに会社への信頼度が向上するという結果を得ることができたという。その結果を踏まえ、コミュニケーターと呼ぶ第三者(以下コミュニケーター)による1プロのリリースに至ったと同社は述べている。