学情は、2022年4月に入社を控える新社会人を対象に、「入社式・新入社員研修」についてインターネットアンケートを実施。入社式の開催や新入社員研修の実施において「リアル」と「オンライン」のどちらを希望しているのか調査した。
調査概要
- 調査対象:「あさがくナビ2022」会員
- 調査方法:Web上でのアンケート
- 調査期間:2021年11月29日~12月3日
- 有効回答数:410名
入社式は「リアル」を希望する新社会人が7割超
入社式について、72.5%の新社会人が「リアル」開催を希望すると回答した。「同期との親交を深めたい」「会社の雰囲気を肌で感じることで、業務にも慣れやすくなると思う」「上司や先輩に直接お会いしたい。話し方や人柄、雰囲気など直接会うことで感じ取ることができると思う」「面接がすべてオンラインだったので、画面越しでしか社員の方とお会いできていない。直接会って話したい」「内定式もオンラインだったので、まだ同期と一度も会ったことがない」「オンラインだと、社会人になったという自覚を持ちにくそう」といった理由が挙がったという。
新入社員研修は「リアル」を希望する新社会人が8割に迫る
新入社員研修について、76.8%の新社会人が「リアル」での実施を希望した。入社式よりも、「リアル」を希望する割合が高くなっている。その理由については、「リアルのほうが質問をしやすい」「一緒に研修を乗り越えることで、同期のつながりができると思う」「実際に見て、実際に経験したほうが、早く仕事を覚えられると思う」などの声が寄せられたという。
一方、「座学はオンラインのほうが、資料を見やすいこともあると思う」「配属後は出社とテレワーク両方で仕事をするので、オンラインで業務を進めることにも慣れておきたい」といった意見も挙がった。
約7割の新社会人が、入社式や新入社員研修が「オンライン」のみだと不安を感じると回答
入社式や新入社員研修について、67.3%が「オンライン」のみだと不安を感じると回答した。
入社式や新入社員研修が「オンライン」で実施の場合、
不安な点トップは「同期同士のつながりを持つのが難しそう」
入社式や新入社員研修が「オンライン」で実施の場合、不安を感じる点については、「同期同士のつながりを持つのが難しそう」が79.0%で最多。次いで、「会社の雰囲気に慣れるのが難しそう」(67.0%)、「社内の人間関係を築くのが難しそう」(65.9%)が続く結果となった。
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