SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

HRzine Day(エイチアールジン・デイ)は、人が活き会社が成長する人事のWebマガジン「HRzine」が主催するイベントです。毎回、人事の重要課題を1つテーマに設定し、識者やエキスパードが持つ知見・経験を、参加者のみなさんと共有しています。

直近開催のイベントはこちら!

HRzine Day 2024 Winter

2024年2月1日(木)12:00~17:40

主要製品スペック一覧

人事業務の効率・確度・精度を高めるために欠かせないHRテクノロジー。その主な製品の機能を分野ごとに比較できる資料群です。製品検討の参考資料としてご活用ください。

人事労務管理システム<br>主要製品スペック一覧 2023

人事労務管理システム
主要製品スペック一覧 2023

その他のスペック一覧

タレントマネジメントシステム<br>主要製品スペック一覧 2023

タレントマネジメントシステム
主要製品スペック一覧 2023

採用管理システム<br>主要製品スペック一覧 2023

採用管理システム
主要製品スペック一覧 2023

HRzineニュース

女性特有の健康課題、「男性の理解を深める施策は未実施」が8割以上―『月刊総務』調べ

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
  • hatena

 月刊総務は、全国の総務担当者を対象に女性特有の健康課題に関する調査を実施した。

  • 調査名称:女性特有の健康課題に関する調査
  • 調査対象:『月刊総務』読者、「月刊総務オンライン」メルマガ登録者ほか
  • 調査方法: Webアンケート
  • 調査期間:2021年12月10日〜16日
  • 有効回答数:130件

7割以上が女性特有の健康課題について解決すべき問題あり

 女性特有の健康課題について解決すべき問題があるか尋ねたところ、「とてもある」「ややある」が合わせて75.4%と、7割以上が女性特有の健康課題を問題視していることが分かった。

具体的な課題の内容/一部抜粋
  • 出勤怠ツールが生理休暇に対応しておらず、実質生理休暇が形骸化している。またリーダーが男性率が高く心的なハードルが高い
  • 年齢的に50才前後が多く、更年期障害などが増えてきている。生理休暇はあってもこういう症状に関しては会社もまだ対応していないところがほとんどではないでしょうか
  • 女性特有の健康課題について学習する機会の提供が不足している

取り組んでいること1位に「生理休暇」

 女性特有の健康課題に対して、会社としてどのような取り組みを行っているか尋ねたところ、「生理休暇」が67.7%で最多、「産休育休明けの女性社員のサポート」が47.7%、「相談窓口の設置」が40.8%と続いた。

画像クリックで拡大
画像クリックで拡大
  • 生理休暇:67.7%
  • 産休育休明けの女性社員のサポート:47.7%
  • 相談窓口の設置:40.8%
  • 婦人科系疾患の受診支援:23.8%
  • 管理職向け勉強会・セミナー:15.4%
  • 社内報やイントラネットでの情報発信:15.4%
  • 一般向け勉強会・セミナー:11.5%
  • 取り組んでいることはない:10.8%
  • 不妊治療支援:4.6%
  • その他:2.3%
女性特有の健康課題に取り組んでいる理由/一部抜粋
  • 女性にとって働きやすい環境を整えることで、女性管理職の増加を目指すため
  • ダイバーシティー&インクルージョン対策
  • SDGsジェンダーに沿うため

8割以上が女性特有の健康課題について、男性の理解を深める施策は未実施

 女性特有の健康課題について、男性の理解を深める施策を行っているか尋ねたところ、「はい」が15.4%、「いいえ」が84.6%と、8割以上が施策を行っていないことが判明した。

実施している施策の内容/一部抜粋
  • ダイバーシティ研修をeラーニングで実施
  • 社内セミナーで、産後鬱の専門家から話をきく
  • 生理を理解するための勉強会、不妊治療と仕事の両立のための勉強会など

半数が女性特有の健康課題への対応「セクハラにならないか心配」

 女性特有の健康課題への対応について悩みはあるか尋ねたところ、「セクハラにならないか心配」が50.0%で最も多く、「自分自身の知識が足りない」が43.1%と続いた。

画像クリックで拡大
画像クリックで拡大
  • セクハラにならないか心配:50.0%
  • 自分自身の知識が足りない:43.1%
  • 制度を推進したいが経営陣の理解を得られない:28.5%
  • 話すのが恥ずかしい:20.0%
  • 悩みはない:4.6%
  • その他:15.4%

 なお、男性の回答者に絞った場合、70.6%が「セクハラにならないか心配」と回答した(n=51)。

4割以上が「フェムテックという言葉を聞いたことがない」

 フェムテックを知っているか尋ねたところ、「よく理解している」は5.4%にとどまり、「言葉を聞いたことがない」が42.3%と、4割以上が「フェムテック」を知らないことが分かった。

制度にフェムテックを取り入れている企業はほとんどなし

 会社の制度としてフェムテックを取り入れているか尋ねたところ、「取り入れている」は2.3%という結果となった。

6割以上が会社の制度としてフェムテックの活用に興味あり

 会社の制度としてフェムテックの活用に興味があるか尋ねたところ、「とても興味がある」「やや興味がある」が合わせて65.4%と、6割以上がフェムテックの活用に興味があることが分かった(n=127)。

6割以上が女性特有の健康相談に対応できる自信がない

 従業員から女性特有の健康の相談があった際に、自身がしっかり対応できると思うか尋ねたところ、「できる」が34.6%、「できない」が65.4%という結果となった。

男女別の結果
  • ​男性:できる 27.5%/できない 72.5%
  • 女性:できる 38.5%/できない 61.5%
対応できると思う理由/一部抜粋
  • 女性特有の健康状態の本質は理解できないが、他の事に置き換えたり、家族・友人などを通じて、女性特有の健康の大変さを痛感しているため
  • 産業医との連携、アドバイス・サポートがしてもらえる環境である
対応できないと思う理由/一部抜粋
  • 産業医もおらず相談先がわからない
  • 経営陣の無理解があり限界を感じている

【関連記事】
働く女性818名が上司を評価、回答者の62%が上司に対して不合格判定―キャリアデザインセンター
働き方に関する調査第1弾「女性活躍に関する調査」を実施、女性活躍「進んでいる」との回答は4割―マルコ
「女性の平均年収ランキング2021」発表、全年代で400万円未満が半数以上を占める結果に―doda

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
  • hatena
関連リンク
HRzineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

HRzine編集部(エイチアールジンヘンシュウブ)

労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事をシェア

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
  • hatena
HRzine
https://hrzine.jp/article/detail/3809 2021/12/24 18:14

Special Contents

AD

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

HRzine Day(エイチアールジン・デイ)は、人が活き会社が成長する人事のWebマガジン「HRzine」が主催するイベントです。毎回、人事の重要課題を1つテーマに設定し、識者やエキスパードが持つ知見・経験を、参加者のみなさんと共有しています。

2024年2月1日(木)12:00~17:40

イベントカレンダーを見る

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング