学情は、企業の採用担当者を対象に、採用活動における「面接の実施形式」をテーマとしたインターネットアンケートを実施した。
調査の概要は以下のとおり。
- 調査対象:全国の企業採用担当者
- 調査方法:Web上でのアンケート
- 調査期間:2022年1月5日~31日
- 有効回答数:1949社
7割の企業が「対面とオンラインを併用」、「対面のみ」が2割超で最多
面接形式(対面とオンラインの実施比率)は、「対面のみ」が25.6%で最多となった。次いで、「対面を中心にオンラインも併用」(24.8%)が続いた。「対面とオンラインが同割合」(24.3%)と「オンラインを中心に対面も併用」(20.6%)を合わせると、約7割の企業が「対面とオンラインを併用」していることが分かる。なお、「オンラインのみ」と回答した企業は4.8%に留まった。
面接形式の決定基準、「一次や最終など、選考の段階によって」が最多
面接の形式について、対面かオンラインか決定する基準は「一次や最終など、選考の段階によって」が67.9%で最多となり、続いて「学生の希望に応じて」(42.3%)、「学生の居住地に応じて」(40.4%)という結果となった。一次選考はオンラインで実施し、選考ステップが進むにつれて来社の機会を設けたり、学生の希望や状況に応じて柔軟に対応したりする企業が多いことが分かる。
同調査結果をまとめた資料は、同社の公式サイトからダウンロードできる。
【関連記事】
・コロナ禍における転職活動の実態調査、オンライン面接でスキル以外を伝えきれない求職者の悩みが顕著に―ROXX
・中途採用の面接現場の実態に関するアンケート結果を公開―ステラス
・上半期の中途採用充足企業は17.7%で70.5%が未充足、63.6%の企業がオンライン面接を活用―リクルート