管理士試験、初級試験はともに、事務・管理系の職務に従事する人を主な対象とし、試験内容は、企業ニーズに即して、個人レベルで身に付けるべき概要を網羅している。問われる知識は近年の情報セキュリティインシデントから、情報に内包される多岐に及ぶ脅威と求められる対策、ソフト/ハードの両面にまでと幅広い範囲を含む。初級試験は一般従業員やユーザーレベルの人が身に付けておくべきセキュリティ知識を理解しているかを問う。上位試験となる管理士試験では、セキュリティ対策の管理職・リーダーとして必要な知識を有することを認定する。
受験の申し込み期間は4月6日まで、実施地域は札幌・仙台・東京・横浜・さいたま・千葉・名古屋・津・大阪・京都・岡山・広島・福岡・沖縄(両試験共通)にて受験でき、試験の併願はできない。受験料は、管理士試験が1万円、初級試験が8000円(ともに税抜き)。
認定試験対策講座も開催される。会場は東京・水道橋の全日本情報学習振興協会内で、受講料は管理士試験向け講座が1万1000円、初級試験向け講座が7000円(ともに税抜)、試験と同時に申し込むことで、それぞれの対策講座の受講料が1000円割引される。