デフィデは、ジョブ型人事制度に特化した総合型クラウドサービス「JOB Scope」のサービス提供を開始した。
同サービスは、2021年11月30日にβ版を発表した「HR Scape3.0」のサービス品質を向上させてリリースする正式版である。サービスの概要は以下のとおり。
- サービス名:JOB Scope(ジョブ・スコープ)
- 対象:ジョブ型人事制度に移行を検討中、または移行済みで適した人事システムを検討中の大企業、中堅・中小企業
- 価格:月額800円/1アカウント
- サービスページ
- 機能紹介ページ
- 申し込み方法:上記の「機能紹介ページ」にある「お申込み」または「お問い合わせ」より連絡
主な特徴
- 職務記述書(ジョブディスクリプション)による職務定義
- キャリアアップシートによる目標管理:キャリア形成・成長支援
- 各公的機関策定の定義済みスキル標準参照:サービス提供開始時点で参照可能な定義済みスキル標準は、「iコンピテンシディクショナリ」「知財人材スキル標準」「ロボットSIerスキル標準」「リサーチ・アドミニストレータースキル標準」「日本版職業情報ネットワーク」となっている。今後、順次追加されていく予定
- 部門の課題把握からの組織目標、個人目標の設定プロセス支援および組織改善
- ジョブ型人事評価制度と体系的に紐づく賃金システム
- キャリア分析:経年変化による成長の見える化
- 人事評価分析結果管理
- AIリスキリング:キャリアパスの見える化と教育 ※オプション機能
- AI職務魅力度分析:職務ごとの求人情報と自社の比較、魅力度 ※オプション機能
- 人事コンサルタントによる導入・運用支援コンサルティング
導入の流れ
JOB Scopeの導入後、まずは自社に必要な人材の職務記述書を整え、それを基準に人材を育成。ジョブ型人事評価制度を整えることで、働き方を問わず公平公正に評価・育成を行うことが可能になるとしている。その上で、「AIリスキリング」や魅力的な職務を検討する「AI魅力度分析」で社員の自律的成長および企業の魅力度向上を促すことで、成長した社員による強い組織が誕生するという。
サポート体制
クラウドサービスの提供だけでなく、外部の人事コンサルタントや全国の社会保険労務士による人事制度設計および導入・運用支援を併せて提供する。