manebiは、若手リーダーに期待するスキルに関する実態調査を実施し、その結果を発表した。
調査の概要と結果は以下のとおり。
- 調査方法:リサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査
- 調査期間:2022年8月1日〜8月3日
- 有効回答:新型コロナウイルス感染拡大がきっかけでテレワークを導入し、3名以上の部下の中にリーダーを期待する人材がいるマネジメント層(次長・課長クラス)500名
若手リーダーが現在身についているスキルは「結果に対するこだわり(責任感)」(44.2%)が最多
「Q1.若手リーダーが現在身についているスキルを教えてください。(複数回答)」(n=500)と質問したところ、「結果に対するこだわり(責任感)」が44.2%、「メンバーや部下との信頼構築力」が39.8%、「チームや職場内のコミュニケーションの促進力」が36.8%となった。
若手リーダーが今後活躍していく上で、足りていないスキルも「結果に対するこだわり(責任感)」(37.4%)が最多
「Q2.若手リーダーが、今後活躍していく上で、足りていないスキルを教えてください。(複数回答)」(n=500)と質問したところ、「結果に対するこだわり(責任感)」が37.4%、「周囲を巻き込む力」が33.8%、「プロジェクトやチーム目標のマネジメント力」が32.0%という結果となった。
今後若手リーダーに身につけて欲しいスキル、第1位は「周囲を巻き込む力」
「Q4.若手リーダーに、今後身につけて欲しいスキルを教えてください。(複数回答)」(n=500)と質問したところ、「周囲を巻き込む力」が44.0%、「結果に対するこだわり(責任感)」が41.2%、「プロジェクトやチーム目標のマネジメント力」が37.2%となった。
6割が若手リーダーにスキルを身につけるための学習機会を「与えられている」
「Q6.現在、若手リーダーに対して、スキルを身につけるための『学習機会』を与えられていますか。」(n=500)と質問したところ、「かなり与えられている」が11.2%、「やや与えられている」が49.6%という結果となった。
「学習機会」が与えられていると考える65.8%が、「eラーニング」が学習機会だと回答
Q6で「かなり与えられている」「やや与えられている」と回答した人に、「Q7.どのような「学習機会」が与えられていますか。(複数回答)」(n=304)と質問したところ、「eラーニング」が65.8%、「セミナーやイベント等の参加費補助」が51.0%、「社内勉強会の設計」が41.4%となった。
「学習機会」が与えられていないと考える40.0%が、「セミナーやイベント等の参加費補助」を与えたいと回答
Q6で「あまり与えられていない」「全く与えられていない」と回答した人に、「Q8.どのような『学習機会』を与えたいと思いますか。(複数回答)」(n=175)と質問したところ、「セミナーやイベント等の参加費補助」が40.0%、「社内勉強会の設計」が36.6%、「eラーニング」が35.4%だった。
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