パーク24は、11月1日より、管理監督者以外の転勤を原則合意制にするとともに、「病児保育支援制度」および「不妊治療支援制度」を導入した。
同社グループはこれまで、働く環境や働き方に対する考え方が多様化していることを踏まえ、在宅勤務や育児介護支援などの導入により、働き方の選択肢を増やしてきた。そして今回、従業員一人ひとりの個性を尊重しつつ、仕事と育児などを両立する従業員が活躍できる職場をつくるために、転勤制度を見直すとともに、2つの制度を導入した。
制度の概要は以下のとおり。
転勤制度の見直し
一般社員の赴任は、本人・会社の合意の上で行うものとし、赴任する場合は手当を支給する。
病児保育支援制度
事業者と提携し、子どもが病気になった際に当日であっても確実に病児保育可能なベビーシッターを利用できる仕組みをつくり、病児保育利用料の一部(年間最大24万円)を補助する。
不妊治療支援制度
定期的な通院が必要となる不妊治療を受ける際に、柔軟な働き方ができるよう、時間外労働の免除や短時間勤務といった制度を拡充。治療費の一部(年間最大40万円)を補助する。
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