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福利厚生制度に不妊治療費用を適用、社員1人あたり年間6万円分の「自分磨き制度」に追加―オリックス

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 オリックスは、社員の福利厚生制度に不妊治療費用を適用すると発表した。同社グループにおける国内主要14社の全社員を対象に実施している、「自分磨き制度」の補助対象メニューとして新たに追加する。

 自分磨き制度は、社員1人あたり年間6万円分の福利厚生ポイントが付与され、資格取得や語学学習などの「自己研鑽」、スポーツジム利用などの「健康増進」、育児・介護関連サービスの利用などの「仕事と家庭の両立」の3分野において、幅広いメニューから、一人ひとりが個人の希望に応じて自由に選択・利用することができる制度。

 同社はこれまで、仕事と家庭の両立において、結婚、出産、育児、介護など、様々なライフイベントに応じた制度面での支援に加えて、産休・育休からの復帰や育児中の夫婦間協力、家族の介護、セミナーの開催など、本人や周囲の理解を深める施策を実施してきた。不妊治療においても、費用面の支援にとどまらず、社員向けセミナーの開催などを通じて、当事者への情報提供だけではなく、職場全体の理解を深めることにも取り組んでいる。

 同社は今後、不妊治療を受けながら仕事との両立を目指す社員を支援し、多様な働き方を実現する職場環境を目指すという。

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