メデタは1月より、ヤプリに対し企業社内の風土醸成と、従業員の妊活・不妊治療・卵子凍結を支援する福利厚生サービス「コウノトリBenefit」の提供を開始した。
ヤプリはこれまで、産休育休支援制度や出産立ち会い制度など、社員および家族のライフイベントのサポートに取り組んできた。そして1月、社員の未来への選択肢を増やし、長期的に安心して働ける環境を整えるべく、新たな働き方支援制度「lily制度」を導入し、妊活・不妊治療の支援などを開始した。
メデタは、ヤプリと共に制度を検討するプロセスの中で、社内におけるニーズ調査を実施。その中で社員からは、「実は、将来の妊活について考えていた、だけどキャリアも諦めたくない」「自分は当事者ではないが、メンバーに妊活している人がいた時の声の掛け方がわからない」といった、仕事との両立への不安や、それを職場としてどう支援するかに対しての相談が多かったという。
そういった声を踏まえ、コウノトリBenefitを「lily制度」における施策の1つとして導入することが決定したのだと同社は述べている。
導入にあたっては、「オンラインで気軽に受けられる専門家のサポート」「卵子凍結など、将来の妊娠を考える人向けのオプション」「国内でも高い妊娠率を誇る提携クリニックの紹介」「妊孕性検査キットへのアクセス」など、多様な状況の社員に対して包括的なサービスを提供できる点が、ヤプリから評価されている。
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