パナリットは、日本たばこ産業(以下、JT)が、人的資本経営および開示を円滑化することを目的に、人的資本の可視化ツール「パナリット」を導入したと発表した。
JTは、人的資本経営および開示において、既存の人事システムでは、データの範囲や人員数以外の集計単位(時間など)での可視化や分析がしづらく、データ集計やレポーティングのために膨大な工数を要していたという。これらの課題を解決するため、人的資本KPIに対応したBI(ビジネスインテリジェンス)およびデータウェアハウス機能を具備したパナリットの導入に至った。
特に、データの授受から4週間程度で接続や可視化が可能である点、レポーティング業務の効率化に寄与している点、データからの洞察を得られやすい点などが評価されたという。
JTは今後、人事部内・HRBPでの利用にとどまらず、全従業員や、グループ企業各社にも利用範囲を拡大することで、人的資本データの民主化を推進していく予定だとしている。
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