プラスアルファ・コンサルティングは、タレントマネジメントシステム「Talent Palette(以下、タレントパレット)」の新たなメニューとして、同サービスを用いた人的資本の開示を支援するコンサルティングサービスを提供開始する。
タレントパレットは、採用から育成、配置、評価、抜擢・活躍までを一気通貫で行い、科学的根拠に基づいた戦略的人事を実現するサービス。これまで管理するのみにとどまっていた人材情報を分析し、そのデータを網羅的に活用することで経営層の意思決定を後押しする。具体的には、人材基本情報、過去の経歴、スキルや能力、内面や適性、社員の希望や考え、日々のモチベーションやエンゲージメントのデータを一括で扱うことができる。
今回、新たに提供される「人的資本開示支援コンサルティングサービス」では、ダイバーシティ状況や要員計画、エンゲージメント指数、後継者育成状況、スキル保有人材状況など企業が開示すべき人的資本指標の策定や、ダッシュボード構築の支援が提供される。
具体的には、企業ごとの取り組みや状況のヒアリングに基づき、人的資本開示の国際基準である「ISO 30414」の規定項目と照らし合わせ、オリジナルのモニタリング指標項目を定義。関連する人事データ(社員情報やスキル情報、満足度調査、生産性に関連するデータなど)をタレントパレット上で収集・分析し、人的資本ダッシュボードを構築するという。
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