リンクアンドモチベーション(LINK&M)は、「大手企業管理職の人的資本に関する意識調査結果」を公開した。
調査の概要は以下のとおり。
- 調査方法:インターネットによるアンケート
- 調査対象:調査会社パネルの「1000名以上企業」における「課長以上の管理職」
- 有効回答数:1000名
- 調査実施日:2022年11月25日~28日
調査の結果については、同社は以下のように述べている。
人事課題は経営課題として認知されつつある
現状、人事の役割は人事管理がメインである(いわゆるオペレーション人事)。
「人的資本経営」の推進に際しては、経営陣や事業部門とのつながりが強く求められていることが分かった。
人事に対し、将来的には戦略パートナーや変革のパートナーとしての役割が求められている。
今回の調査から、企業において、組織・人事の課題は人事のみの課題ではなく、経営の課題として認識され始めていることが分かった。このような変化に伴い、人事は経営陣と事業部門をつなぐ存在として、戦略を描き実行する役割を期待されている。
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