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HRzineニュース

2022年の正社員平均初年度年収は454.2万円、求人件数はコロナ前を超え過去最高―マイナビ調べ

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 マイナビは、同社が運営する総合転職情報サイト「マイナビ転職」にて、「正社員の平均初年度年収推移レポート」と「正社員求人件数・応募数推移レポート」について、2022年の総評を発表した。

 同調査は、マイナビ転職に掲載している求人の「平均初年度年収(未経験・経験者求人別)」「求人件数・応募数」の推移を調査したもの。

 調査の概要と結果は以下のとおり。

  • 調査期間:2022年1月1日~12月31日
  • 集計対象:該当月における、マイナビ転職に掲載開始された求人情報・応募数から、「雇用形態が正社員以外」のデータを除き集計
  • 集計対象エリア:全国47都道府県

2022年全体の傾向

 2022年の正社員の平均初年度年収は454.2万円(未経験者求人:423.7万円、経験者求人:514.2万円)だった。調査を開始した2018年平均から26.0万円増加し、経験問わず全体的に賃金が上がっていることがうかがえる。また、2022年の推移を3ヵ月ごとに見ると、大きな増減は見られないものの、経験者・未経験者求人ともに10~12月で微増している。

【図1】正社員の平均初年度年収<br/>[画像クリックで拡大表示]
【図1】正社員の平均初年度年収
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 求人件数は、2018年比平均138.0%で、2020年以降求人件数は増加傾向にある。2022年の推移を3ヵ月ごとに見ると、2018年以降最高値を更新し続けている。企業の採用意欲は、新型コロナウイルス感染拡大前以上に高まっている。

【図2】2018年の年間平均を100%とした求人件数推移<br/>[画像クリックで拡大表示]
【図2】2018年の年間平均を100%とした求人件数推移
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 求人の経験者/未経験者の募集比率は、未経験者求人が66.3%、経験者求人が33.7%だった。経験者求人は2021年平均まで増加傾向にあったが、2022年平均では未経験者求人が増加に転じた。

【図3】求人の募集条件比率推移<br/>[画像クリックで拡大表示]
【図3】求人の募集条件比率推移
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2022年業種別の傾向

 正社員の平均初年度年収を業種別に見ると、「IT・通信・インターネット」が最も高く513.8万円、次いで「金融・保険」が501.7万円、「コンサルティング」が493.4万円となった。また、すべての業種において2018年平均より増加している。2018年平均から増加額が最も高かったのは「金融・保険」で63.3万円増。次いで「IT・通信・インターネット」が34.2万円増、「公的機関・その他」が31.9万円増だった。

【図4】業種別 正社員の平均初年度年収<br/>[画像クリックで拡大表示]
【図4】業種別 正社員の平均初年度年収
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 求人件数について、2018年平均から最も増加している業種は「環境・エネルギー」で181.7%、次いで「金融・保険」で153.9%、「メーカー」で151.4%だった。すべての業種で件数が増加し、すべての業種で企業の採用意欲は高まっている。

【図5】業種別 2018年の年間平均を100%とした求人件数推移<br/>[画像クリックで拡大表示]
【図5】業種別 2018年の年間平均を100%とした求人件数推移
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 経験者/未経験者の募集比率は、12業種中11業種で未経験求人の割合が半数を超えた。そのうち「運輸・交通・物流・倉庫」は84.2%で未経験者求人の割合が最も高く、次いで「サービス・レジャー」が83.1%、「公共機関・その他」が79.5%だった。

 未経験者求人の割合は、2018年平均から2020年平均では、すべての業種で減少。一方、2021年平均から2022年平均では、すべての業種で増加した。増加した業種は「IT・通信・インターネット」で5.7ポイント増、次いで「公的機関・その他」が5.4ポイント増、「マスコミ・広告・デザイン」が4.5ポイント増だった。採用意欲の高まりから、経験の有無を問わず、幅広い要件の人材を求める企業が増えていると推測される。

【図6】業種別 正社員求人の未経験募集割合<br/>[画像クリックで拡大表示]
【図6】業種別 正社員求人の未経験募集割合
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【図6】業種別 正社員求人の未経験募集割合(グラフ)<br/>[画像クリックで拡大表示]
【図6】業種別 正社員求人の未経験募集割合(グラフ)
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労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

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