日立ソリューションズは、人事総合ソリューション「リシテア」において、女性従業員が月経や妊娠、更年期などライフステージにおける体の不調や不安に対処でき、イキイキと働き続けられる環境を支援する「リシテア/女性活躍支援サービス」を、3月22日から提供開始する。
同サービスでは、周産期医療機関である葵鐘会に所属する看護師や助産師に対して、女性従業員が直接ビデオ通話で、女性特有の健康に関する相談が可能。相談内容は、相談者と相談を受けた専門家でのみ共有され、所属する企業には伝わらないため安心して利用できるという。
専門家への相談日の調整は、コンシェルジュとチャットで実施。直感的に操作できる画面になっているといい、仕事などで忙しい中でも利用可能。また、コンシェルジュが相談後のアフターフォローなどケアを行う。
同サービスを利用することにより、女性が仕事や育児の事情から放置しがちだった体の不調に早期に対処できるようになり、仕事のパフォーマンス向上や心理的安全性の確保が期待されるという。
なお、提供価格は個別見積もり(人数や条件により異なる)。今後、「リシテア/就業管理」や「リシテア/従業員エンゲージメント」などと連携させ、女性従業員のパフォーマンスやエンゲージメント変化の可視化も検討予定だとしている。
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