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「2023年&2024年新卒採用動向」発表、企業規模によりインターンシップ形式などに違い―HR総研

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 ProFutureの研究機関であるHR総研は、「2023年&2024年新卒採用動向」に関する調査を実施し、その結果を発表した。

 調査の概要は以下のとおり。

  • 調査期間:2022年11月28~12月9日
  • 調査方法:Webアンケート
  • 調査対象:2023年卒採用活動を実施した企業の人事責任者、新卒採用担当者
  • 有効回答数:182件

 調査の結果については、同社は以下のように述べている。

企業規模別:インターンシップ実施形式

 インターンシップの実施形式については、大企業では50%が「対面形式とオンライン形式を混合して実施」で、次いで「すべてオンライン形式で実施」が35%となり、対面形式のみで実施するのはわずか15%となった。中堅企業では、「すべて対面形式で実施」の割合が大企業よりやや高く25%となり、中小企業ではさらに高く「すべて対面形式で実施」が52%となっている。

 コロナ禍以降において急激にオンライン形式で実施する企業が増加し、特に大企業や中堅企業では8割前後がオンライン形式を導入しており、学生にとっては対面形式での参加が、貴重な機会となっていることが推測される。

インターンシップ実施形式
[画像クリックで拡大表示]

企業規模別:インターンシップの実施状況

 2024年卒学生向けインターンシップの実施状況を見てみると、従業員数1001名以上の大企業では「前年同様に実施する」が最多で67%だった。「前年は実施していないが、今年は実施する」の5%と合わせると、「実施する」企業の割合は72%と7割を超えている。301~1000名の中堅企業でも「前年同様に実施する」が最多で60%、「実施する」企業の割合は69%と7割となり、大企業と同程度の実施状況となっている。一方、300名以下の中小企業では「実施する」企業の割合は40%で、大・中堅企業より顕著に低い実施率となっている。

インターンシップの実施状況
[画像クリックで拡大表示]

企業規模別:インターンシップの実施(予定)月

 インターンシップを実施する企業について、その実施(予定)月を見ると、昨年と同様に夏期と冬期にピークがみられている。大企業では「2022年8月」に46%、「2022年12月」に43%となっており、以前は冬期のピークが「1月」であったが、採用の早期化に伴いインターンシップも早期化していることが推測される。

 また、夏期と冬期のピーク間でも4割近くの実施率を維持しており、顕著な谷間となる期間はみられない。オンライン開催することで、大学の授業がある期間でも手軽に開催・参加できるようになっていることがうかがえる。中堅企業では、「2022年8月」と「2022年12月」ともに60%で夏期・冬期のピークとなっており、中小企業では夏期は「2022年8月」で50%、冬期は「2023年1月」で58%となり、冬期は大・中堅企業より1ヵ月遅れでピークとなっている。中堅・中小企業でもピーク間の期間でも3割以上の実施率が維持されていることが分かる。

インターンシップの実施(予定)月
[画像クリックで拡大表示]

 なお、同調査の全結果データは、同社のWebサイトで確認できる。

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労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

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