産業サイバーセキュリティセンターの事業内容は、大別すると次の3つ。
- 人材育成事業
- 実際の制御システムの安全性・信頼性検証事業
- 攻撃情報の調査・分析事業
現在詳細が決まっているのは、人材育成事業のみで、他の事業については詳細情報が確定次第、発表されるという。人材育成事業については、資格Zineにて今年の7月より始動する教育プログラムについて紹介しているが、この教育プログラムが主体となる。
教育プログラムでは、次の2種類が提供される。
- 中核人材育成プログラム(仮称)
- テクノロジー(OT=オペレーションテクノロジーとIT=インフォメーションテクノロジー)、マネジメント、ビジネス分野を総合的に学ぶ1年程度のトレーニングを実施。このトレーニングでは、3か月程度の初歩的なレベル合わせから、ハイレベルな卒業プロジェクトまでを包括しする。
- 短期プログラム
- CEO、CIO・CISO、部門長など、責任者クラス向けのトレーニングを年に数回実施予定。
これらの教育プログラム概要はこちら(PDF)、応募要項はこちら(PDF)から確認できる。
なお、産業サイバーセキュリティセンターの発足に伴い2017年4月24日(月)には、教育プログラムに参加を予定している受講者、および受講企業幹部を対象とした、「産業サイバーセキュリティセンター発足記念シンポジウムおよび式典」が開催される予定だ。