マーサージャパンは、「マーサージャパン 人と仕事の未来 研究所」の設立を発表した。
同研究所は、日本経済全体の低成長の大きな要因になっている、人・仕事・雇用に関わる構造的な課題を明らかにして、その解決方法を研究し、日本経済や日本企業の成長に寄与することを目的としている。
また、マーサージャパンが保有する大学などの研究機関、政府機関・地方公共団体、産業界、NPO・NGO、クライアントとのリレーションを活用・強化することで、人・仕事・雇用に関する情報交換、問題解決のハブとなり、より良い社会を実現することを目指す。
4月17日より、マーサー社内、また、大学や研究機関といった社外の専門機関とも連携しながら、組織・人事関連をテーマにした研究を順次開始していく。研究所長には、マーサージャパン 取締役 執行役員の白井正人氏が着任。同社の組織・人事変革部門 日本代表と兼任する。
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