KAKEAIは、同社が運営する1on1支援クラウドKakeai(カケアイ)を、KDDIが全社導入したと発表した。
KDDIは、「プロを創り、育てる」を掲げ、KDDI版ジョブ型人事制度を2020年より導入している。1on1ミーティングは、社員の能力を最大限発揮できる環境を提供し、全面的に社員の成長を支援する施策の一環として行っていた。2023年度からさらに取り組みを強化するにあたり、業務の成果とメンバーの成長の最大化を目的にKakeaiを導入したという。
KDDI株式会社 人事本部 人事企画部 長野部長のコメントは次のとおり。
「KDDIでは1on1ミーティングを重要な社内コミュニケーション施策と位置づけてから2年が経過しています。この間、業務の繁忙で対話の機会を十分に確保できないなどの課題がありましたが、各職場での優先順位を高めていただきながら実施頻度の面での改善を図ってまいりました。今後はこの頻度を確保しながら、コミュニケーションの質を充実させることがより重要だと捉えています。
そのような中、1on1クラウドKakeaiは半年間のトライアル利用を経たうえで、頻度と質の両面で効果的な支援が期待できるツールと判断し、2023年度より全社員1万人超規模での正式導入へと至りました。Kakeaiを有効に活用することで、信頼関係の構築、業務の成功、キャリア形成、ビジョン実現など、社員と組織が目指す姿の実現につながることを期待しています」
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