学情は、20代の仕事観や働く意識を調べるため、「ChatGPT」についてのアンケート調査を行った。
20代のChatGPTの認知率は94.1%
ChatGPTについて、「名称も内容も知っている」と回答した20代は76.2%となった。「名称は知っている」の17.9%と合わせると、ChatGPTの認知率は94.1%に上る。
転職活動でChatGPTを使用したことがある20代は16.7%
ChatGPTを「使用したことがある」と回答した20代は50.2%となった。「話題になっているので一度使ってみた」「どのような使い方ができるか試してみたかった」「実際に使用し精度や使い勝手を試してみた」「調べたいことを聞くと、要点をまとめてくれるので時短になる」といった声が寄せられた。
また、転職活動において、ChatGPTを「使用したことがある」と回答した20代は16.7%であった。「志望動機のたたき台をつくってもらった」「企業研究に活用した」「仕事をしながらの転職活動は時間が限られているので、効率化できる部分は効率化したい」といった声があった。
一方で、「使用したことがない」と回答した人は83.3%であった。「最新の情報が反映されていないので、企業の最近の動向を知るのには不向きだと思う」「転職活動のように自分の人生に関わることに使用するのは、まだ不安がある」「自分の言葉で伝えないと、熱意や意欲は伝わらないと思う」「ChatGPTで作成してもらった文章だとどうしても当たり障りのない内容になってしまうので、自分で考えたほうがよいと思う」といった声が寄せられた。
なお、同調査の概要は次のとおり。
- 調査期間:2023年6月6日~6月14日
- 調査機関:株式会社学情
- 調査対象:20代の社会人(「Re就活」「20代の働き方研究所」のサイト来訪者)
- 有効回答数:492名
- 調査方法:インターネットでのアンケート調査
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