manebiは、同社が提供するオンライン社員研修システム「playse.ラーニング」にChatGPT機能を搭載した。β版として7日より希望の顧客へ提供開始する。
同社は、人事・研修担当者の研修要件の整理や計画の作成・実行といった負担を軽減するため、playse.ラーニングにChatGPTと連携した。これにより、人事・研修担当者はChatGPTから新しい研修の計画、設計、企画の示唆を得られ、研修に関わる工数を削減できるようになる。
また、受講者もChatGPTの機能を利用できる。学んだ内容を深掘りし、知識を定着させることなどに活用できるという。
playse.ラーニングにおけるChatGPTの活用シーンは次のとおり。
- 人事・研修担当者
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- 研修設計・企画の相談
- 社員研修の設計・企画をChatGPTとともに行える。また、研修における課題(受講率の向上方法、マインドを高める方法など)や研修の振り返りなど、さまざまなシーンでChatGPTに相談することが可能。より最適な研修の実現・成果が期待できる。
質問例
- 社員150人の精密機器メーカーです。来期10名の新入社員を法人営業職として迎えるにあたり、想定される社員研修のプランを考えてください
- 管理職向けのコンプライアンス研修の実施にあたり、押さえるべき研修内容とその理由を挙げてください
- 受講者
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- リアルタイムのサポート
- ChatGPTがリアルタイムで受講者の疑問や質問に回答することで、受講をサポートする。
- playse.ラーニングのすべての利用者
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- 生産性向上のサポート
- 希望者は、ChatGPTのフル機能をplayse.ラーニング上で利用できる。研修や学習だけでなく、ふだんの業務で行う調査・整理や簡単なプログラミングなどで幅広く活用でき、eラーニングを越えて業務の生産性向上を期待できる。
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