ワークスモバイルジャパンは、freeeとの協業を発表した。同社が提供するビジネス現場のコミュニケーションツール「LINE WORKS」と「freee勤怠管理Plus」が連携し、LINE WORKS上で勤怠打刻や打刻漏れなどの通知、打刻不備の修正ができるようになる。
協業にあたり、freeeが行ったユーザーニーズの検証によると、テスト企業の打刻漏れは9割減少し、労務担当者の業務を効率化できたという。
今後は、人事労務管理システム「人事労務freee」との連携も予定しており、打刻のリマインド通知、休暇、残業などの申請から、管理者の承認作業まで完結できるよう機能強化を予定している。
連携による具体的なメリットは次のとおり。
- スマホ・タブレット上で完結
- 普段パソコンでの作業が少ないノンデスクワーカーを中心に、現場にいながらの出退勤の打刻・管理を可能にする。また、営業先・現場への直行直帰時であっても、勤怠の打刻漏れをしにくい環境を構築できる。
- 当務担当者やノンデスクワーカーの負担を軽減
- 勤怠管理ソフトや複数のアプリケーションを立ち上げずに済むため、作業の手間を削減できる。
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