コーレは、デザイナーやエンジニアの正社員を対象に、週休4日制と20%ルールを適用する「スーパーライフワークバランス雇用制度」を11月6日より開始する。
同社の開発現場では、生成AIを活用することで開発生産性が2~3倍ほど効率化されており、週5日間のフルタイムで働くことが重要ではなくなってきているという。そこで、同社は社員のプライベートを充実させる新しい働き方を実現しながら、業務を高密度化して生産性を高めるために同制度を導入する。
同制度の詳細と適用条件は次のとおり。
スーパーライフワークバランス雇用制度の詳細
- 週休4日制:土日祝日の週休2日制に加え、固定曜日を休日とする
- 20%ルール:1日の業務時間の内、20%をスキルの自己研さん、新しい技術の情報収集、新規事業のアイディエーションに使える。目の前の仕事に集中するだけではなく、スキル向上や世の中の新しい技術に触れることで制作者・開発者が自ら考えて成長する時間とする
- 就業時間:10:00~20:00(9:00~19:00や11:00~21:00なども可能)
- 各種社会保険完備:健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険
- 給与:年収400万以上(週休4日制とした場合の給与。経験やスキルに応じて決定する)
スーパーライフワークバランス雇用制度の適用要件
社内の面談・審査により、制度適用の可否を判断する。既存社員、新入社員ともに、短い時間でもパフォーマンスを発揮できるデザイナーやエンジニアが対象となる。
- IT専門職(UI/UXデザイナー、フロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニア、インフラエンジニア、スマートフォンアプリエンジニア、QAエンジニア、ITコンサルタント)
- 3年以上の実務経験
- 明るく気持ちのよいコミュニケーションができる人
- 高いパフォーマンスを発揮できる技術を持っている人
- 高いパフォーマンスを発揮できることを証明できる実績やエピソードを持っている人
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