学情は、2024年4月に入社を控える新社会人を対象に、「入社式」に関するインターネットアンケートを実施した。
入社式は「リアル」を希望する新社会人が8割以上
入社式は「リアル」で参加したいと回答した新社会人が63.4%であった。「どちらかと言えばリアル」の22.0%を合わせると、「リアル」での参加を希望する新社会人は85.4%となり、前年比15.5ポイント増加した。コメントでは、「同期と直接話したい」「入社するという実感を持ちたい」「職場の雰囲気をつかみたい」「直接コミュニケーションを図りたい」「リアルのほうが顔と名前が一致すると思う」といった声が寄せられた。
入社式であるとうれしいコンテンツは「社員と交流できる」が最多
入社式であるとうれしいコンテンツを聞いたところ、「社員と交流できる」が69.7%で最多となった。次いで、「同期と一緒に『体験』ができる」(54.3%)、「キャリアプランなどの目標設定ができる」(15.7%)が続く。「これからお世話になる社員の方と直接お話したい」「社員と直接話して、目標となる先輩を見つけたい」「同期と親睦を深めたい」「まだ同期と仲良くなれていないので『同じ体験』をして交流を深めたい」「何か一緒に体験したり、共同作業したりすると思い出に残ると思う」などの声が寄せられた。
8割以上が「リアル」での研修を希望
新入社員研修は「リアル」で参加したいと回答した新入社員が63.4%となった。「どちらかと言えばリアル」の19.4%を合わせると、8割以上の新社会人が「リアル」での参加を希望していることが分かる。
なお、同調査の概要は次のとおり。
- 調査期間:2023年11月14日~30日
- 調査機関:株式会社学情
- 調査対象:「あさがくナビ2024」へのサイト来訪者
- 有効回答数:396件
- 調査方法:Web上でのアンケート調査
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