カオナビは、同社のタレントマネジメントシステム「カオナビ」を九州旅客鉄道(以下、JR九州)に提供したと発表した。
JR九州は、「社員が働きがいを持ち、いきいきと活躍できる会社づくり」「人間力と実務力を持った社員の育成」の2つを基本方針に、新たな人材戦略を策定。人材戦略として、次の4つの柱を掲げている。
- 意欲と能力のある社員への挑戦・成長の機会の提供と支援
- 多様な価値観や能力を持つ社員の活躍による新たな価値の創造
- 努力と成果に応じたメリハリのある評価と報酬
- ライフプランに合わせた柔軟な働き方が選択できる環境整備と健康経営の推進
そして、これらを実現するためには、社員の人事評価やスキルを可視化し把握することが重要と考えて、カオナビを導入したという。
JR九州は、社員の経験やキャリア、教育歴、保有資格、希望などをカオナビにて可視化するとともに、基幹システムの情報を集約し一元管理する。また、360度評価や社内アンケートも実施予定。これらのデータも一元化することで、より最適な人材育成や人事異動、人材発掘を目指す。
【関連記事】
・広島銀行がグループの人事基盤を「COMPANY」に刷新 業務削減やタレントマネジメントを推進—WHI
・人事労務システム「ジンジャー」がタレントマネジメント機能を提供開始、まず人事評価から—jinjer
・人材情報から社員の紹介文を自動生成する機能をタレントパレットに追加—プラスアルファ・コンサルティング