Works Human Intelligenceは、同社が提供する統合人事システム「COMPANY」を広島銀行が採用したと発表した。
これまで広島銀行は、グループ各社が個別に人事情報を管理していたため、グループを横断した人事情報の活用が困難であったという。加えて、法改正対応のたびに既存人事システムの改修が必要な状況であった。さらに、多くの業務で紙を用いた運用が残っており、従業員や担当者の作業負担が大きい点も課題であった。
そこで、グループ共通の人事基盤となるシステムの導入を検討。人材育成を通じたエンゲージメント向上やタレントマネジメント、最適配置などを包括的に実現するため、「COMPANY 人事・給与」「COMPANY Web Service」「COMPANY 就労・プロジェクト管理」「COMPANY Talent Management」の採用を決定した。
広島銀行の今後の展望は次のとおり。
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- グループ内の人材情報を一元管理し、最適配置による組織力向上を目指す
- グループ会社ごとにシステムや表計算ソフト、紙などで管理していた人事情報を、COMPANYに集約して一元化。また、現状はシステム外で行っている人材育成業務でも、COMPANY Talent Managementを活用して、1on1面談の記録や従業員のキャリア志向の把握を実施する。COMPANYに集約されたデータを活用し、最適配置を行うことで、組織力の最大化と従業員エンゲージメントの向上を実現する。
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- 制度変更や法改正への対応コスト削減
- 従来は法改正のたびにシステム改修が必要だったため、ベンダーとのコミュニケーションコストや改修費用が発生していた。COMPANYの導入により、法改正や社内制度の変更などの対応に生じる時間と費用、コミュケーションコストの削減が見込まれる。
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- 年間4万枚の紙を電子化し、5000時間を短縮
- これまでは、従業員からの各種申請などによって、業務上年間4万枚の紙が発生していた。これらの業務を電子化することで、紙の情報をデータ化するなどの作業が不要になるため、年間5000時間ほどの工数削減が見込まれる。
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