サッポロホールディングスは、約8ヵ月間のDX・IT高度人材の育成を4月から開始すると発表した。
2022年から始動したDX・IT人財育成プログラムでは、2年間でDX・IT基幹人材を900名育成したという。今年は、さらに質の高い成果創出を目指すため、DX・IT基幹人材のうちアセスメントスコアなどにより選抜されたグループ会社社員に対して、実践力・実装力を持つ高度スキル人材へとステップアップするための研修を行う。
研修は、「高度プロジェクトマネジメント人財育成」「高度データサイエンティスト人財育成」「クラウド・ネットワーク活用人財育成」の3つのコースに分けて行われ、それぞれアドライト、データミックス、トレノケートが協力している。
また、実践力・実装力の強化を図るために、高度プロジェクトマネジメント人財育成コースと高度データサイエンティスト人財育成コースが協働して1つのトランスフォーメーション企画を生み出すプログラムの実施や、外部コンペティションへの参加も計画している。研修後には、各人材が相互協働し、グループシナジーを創出する新たな事業やサービスを生み出していくことを目指している。
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