リソースクリエイションは、就職活動中の学生を対象に、「SNS就活についての実態調査」を実施した。
就活生が選考に進むうえで重要視するのは「会社の雰囲気」
選考に進むうえで、何を最重要視するかという質問に対し、63.3%が「会社の雰囲気」を選択した。就活生は、求人媒体やホームページからでは伝わりにくい「一緒に働く人」を、最も知りたい傾向にあるのではないかと同社は述べている。
就活生の9割が、「企業のSNSアカウントは必要」
企業のSNSアカウントは必要だと思うかという質問に対し、89.0%が「必要」だと回答した。
SNSが必要な理由として、自由記述のコメントでは次の回答が寄せられた。
- ホームページや文などでは伝わらない会社の雰囲気を知ることができるため
- SNSはより手軽に欲しい情報を入手することができるため
- 社風が強く出るものであると考えているから
- 企業理解が深まったり、オープンにしていることから、信頼感が周りに比べて高くなると感じるため
就活中に「SNSで社名を検索する」が8割超
SNSで社名を検索したことがあるかという質問に対し、85.4%が「検索をした」と回答。内訳は、「Instagarm」が69.9%で最多となり、次いで「TikTok」が42.4%、「YouTube」が15.7%と続いた。今年に入り、「YouTube」が「X」を上回っていることから、求職者はこれまで以上に視覚的な情報を求めていることが推測できると同社は述べている。
88%が企業アカウントを見て「入社意欲が増した」
就職活動中、企業アカウントを見て入社意欲はどのように変化したかという質問に対し、88.0%が「増した」と回答した。
半数が「SNSがきっかけで、企業の選考を受けたことがある」
SNSがきっかけで企業の選考を受けたことがあるかという質問に対して、約半数が「ある」と回答した。
なお、同調査の概要は次のとおり。
- 調査機関:同社調査
- 調査方法:Web上でのアンケート
- 調査期間:2024年2月16日~6月28日
- 調査対象:25卒の就活生575名
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