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新卒が上司に期待すること、1位は「相手の意見に耳を傾ける」—リクルートMS調べ

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 リクルートマネジメントソリューションズは、「公開型新入社員導入研修」の受講者と、「インハウス型新入社員導入研修およびWeb学習プログラム」の受講者に対し、「新入社員意識調査2024」を実施した。

働くうえで大切にしたいこと、1位は「社会人としてのルール・マナー」

 社会人として働いていくうえで大切にしたいことは何かと質問したところ、「社会人としてのルール・マナーを身につけること」が45.2%で最多となった。2019年の調査以降、「仕事に必要なスキルや知識を身につけること」が連続1位だったが、コロナ禍明けの時期になり、出社での仕事や対面コミュニケーションへの回帰が起こったことで、マナーを求められる場面が増えたのではないかと同社は述べている。

 また、「任せられた仕事を確実に進めること」が39.4%、「失敗を恐れずにどんどん挑戦すること」が31.0%と、過去最高値になった。この2つの項目を選択した対象者の回答傾向を見たところ、両方ではなくいずれかを選択している割合が高く、「確実性」を大事にする層と、「挑戦性」を大事にする層との二極化がうかがえたという。

 一方、「何があってもあきらめずにやりきること」が13.8%と過去最低値に。さまざまな情報が手に入る環境に身を置いているため、うまくいかないやり方を続けるよりも、他の選択肢を見つけることが当たり前という感覚が強まっているのではないかと同社は述べている。

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新入社員時代に身につけるべきことは、「社会人としての基本行動」が最多

 新入社員時代に身につけるべきことの中で、特に重要だと思うものを質問したところ、「社会人としての基本行動」が52.3%で最も多い結果となった。一方、「会社の理念や価値観に沿った行動」が0.7%と最下位であった。

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仕事・職場生活での不安は、「仕事についていけるか」が6割超

 仕事・職場生活をするうえでの不安を質問したところ、「仕事についていけるか」が65.0%と最多で、次いで「上司とうまくやっていけるか」が45.9%と続いた。一方、最下位は「雇用が継続されるか」が3.2%となった。

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働きたい職場の特徴は、「お互いに助け合う」がトップ

 どのような特徴を持つ職場で働きたいかと質問したところ、「お互いに助け合う」が64.1%で最も多く、次いで「遠慮をせずに意見を言いあえる」が45.1%と続いた。「お互いに助け合う」は調査以来、不動の1位だが、「遠慮をせずに意見を言いあえる」は調査以来、最高値での2位となった。この2つの項目を選択した対象者の回答傾向を見たところ、いずれかではなくどちらも選択している割合が高く、 「助け合う」と「遠慮をせずに言う」の両立を求めている傾向がうかがえたという。

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上司に期待すること、1位は「相手の意見や考え方に耳を傾けること」

 上司に期待することは何かと聞いたところ、1位は「相手の意見や考え方に耳を傾けること」 が50.3%、2位は「1人ひとりに対して丁寧に指導すること」が45.9%となった。なお、最下位は「部下に仕事を任せること」で5.0%であった。

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仕事をするうえで重視することは、「成長」と「貢献」

 仕事をする上で重視することを聞いたところ、「成長」が32.2%、「貢献」が23.1%と、1位と2位は例年通りの結果となった。

 次いで、「専門性」が19.7%と続き、昨今の生成AIの台頭やジョブ型雇用の潮流、さらに転職が当たり前の労働環境の中で、「自分自身の市場価値を上げたい」という危機感をともなう意識の高まりがあると同社は述べている。

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就職先での勤続意向は「勤め続けることにこだわらない」が半数

 就職先での勤続意向について、考えに近いほうはどちらかと聞いたところ、「現在の会社で勤め続けることにこだわらない・どちらかと言えばこだわらない」が52.1%となり、「定年まで現在の会社で勤めたい・どちらかと言えば勤めたい」の41.4%を上回る結果となった。

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就職先選びで重視したもの、最多は「社員が魅力的・職場の人間関係がよい」

 就職先の会社を選ぶうえで重視していたものを質問したところ、「働いている人が魅力的・職場の人間関係がよい」が39.4%で最も多く、次いで「自分らしく働ける・強みや持ち味を生かせる」が38.3%、「仕事内容が魅力的・やりがいがある」が38.2%と続いた。一方、「周囲の意見やすすめ」は3.2%で最下位となった。

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 なお、同調査の概要は次のとおり。

新入社員意識調査2024(調査1)
  • 調査日: 2024年3~4月
  • 対象者:同社の公開型新入社員導入研修「8つの基本行動」の受講者741名
  • 平均年齢:21.7歳
  • 最終学歴:大卒以上84.5%
  • 300名未満企業比率:66.5%
  • 調査目的:今年の新入社員の意識・特徴を把握する
  • 調査方法:質問紙調査
  • 質問形式:
    • 期待や不安などに関する6つの質問について、選択肢のうち、あてはまるものを大3つまで選択する
    • 管理職・雇用・就職先での勤続意向などに関する質問について、リッカート式で選択する
新入社員意識調査2024(調査2)
  • 調査日:2024年1~4月
  • 対象者:同社のインハウス型新入社員導入研修およびWeb学習プログラム(学習管理システム利用)の受講者1775名
  • 300名未満企業比率 : 17.6%
  • 調査目的:今年の新入社員の意識・特徴を把握する
  • 調査方法:インターネット調査
  • 質問形式:
    • 仕事をするうえで重視するキーワードについて、選択肢のうち、あてはまるものを最大2つまで選択する
    • 新入社員のうちに身につけるべきことについて、選択肢のうち、特に重要だと考えるもの を1つ選択する
    • 仕事をするうえで不安に思っていることについて、選択肢のうち、あてはまるものを最大3つまで選択する

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労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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