学情は、26卒の大学生・大学院生を対象に、「インターンシップ応募前後の動画視聴」に関して調査した。
インターンシップ応募前後の動画視聴で、「志望度が上がる」が8割
インターンシップに応募する前後で動画を視聴したら、志望度が「上がる」と回答した学生は44.5%であった。「どちらかと言えば上がる」の35.3%を合わせると、約8割が動画視聴で志望度が上がると回答した。「文字と画像よりも、動画のほうが得られる情報量が多い」「企業の理解度や解像度が上がる」「企業理解につながり、不安が解消される」といった声が寄せられた。一方で、「志望度が上がるかどうかは、動画の内容による」「動画だけでは企業について理解しきることはできない」といった冷静な声もある。
動画を視聴し、企業への「関心が高まったことがある」は7割
実際に動画を視聴し、企業への関心が高まったことがあるかと聞いたところ、「ある」が37.2%、「どちらかと言えばある」が33.9%と、7割を超える学生が動画を通じて企業への関心が高まった経験があると分かった。「動画を視聴したことで、企業に対する親近感が湧いた」「志望していなかった業種でも、動画を視聴することで興味を持つことができた」「就職情報サイトに記載されている情報以外の情報を得られた」といった声が寄せられた。
7割が、動画視聴で「志望度が上がった経験」がある
動画を視聴し、実際に志望度が上がったことが「ある」が35.8%、「どちらかと言えばある」が32.6%と、合わせて約7割が動画視聴で企業への志望度が上がった経験をしていると分かった。「業務内容が理解でき、自分が働いているイメージが湧いた」「自分でも挑戦できそうな雰囲気が感じられた」「動画に出演している社員の方の笑顔や真剣な表情を見て、志望度が上がった」などの声が寄せられた。
なお、同調査の概要は次のとおり。
- 調査期間:2024年5月13日~6月5日
- 調査機関:学情
- 調査対象:「あさがくナビ2026」のサイト来訪者
- 有効回答数:564件
- 調査方法:Web上でのアンケート調査
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