R&Gは、第2新卒での転職経験がある113人を対象に「第2新卒の転職事情に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化した。
第2新卒の転職理由1位は「仕事内容を変えたい」
第2新卒での転職経験がある人にその理由を聞いたところ、1位は「仕事内容を変えたい」で31人となった。2位は「多忙・残業が多い」が25人、3位は「人間関係・雰囲気が合わない」が23人と続いた。「聞いていた仕事内容と違ったから」「残業が多くプライベートな時間が確保できなかったため」「会社の雰囲気が自分に合わなかったから」といった声が寄せられた。
第2新卒の転職方法は「転職エージェント」
転職方法で最も多かったのは「転職エージェント」が34.0％。次いで、「転職サイト」が18.9％、「知人の紹介」が16.5％、「ハローワーク」が15.7％と続いた。転職エージェントやハローワークで、アドバイザーや相談員に相談しながら転職した人が多いことが分かる。また、「知人の紹介」では、「家族」「大学の先生」などから仕事を紹介してもらったという回答が寄せられた。
転職先の条件で重視したことは「満足できる収入」
転職先の条件で重視したことは「満足できる収入」が34人で最多となり、次いで「希望の仕事内容である」が29人、「希望の勤務地で働ける」が22人と続いた。転職の理由では「仕事内容を変えたい」が多かったが、理由に沿った判断基準になっておらず、転職の軸がぶれている人も多いと分かる。
第2新卒の転職活動が順調だった人は7割
転職活動が順調だったかを聞いたところ、「順調だった」「まあ順調だった」と答えた人が、合わせて73.5％となった。第2新卒は比較的転職しやすいと言われるとおり、順調に転職活動を終えた人が多いと分かった。企業が第2新卒の採用に積極的な理由としては、「若いため長期的な就業が期待できる」「基本的な社会人力が身についている」などが挙げられる。
なお、調査の概要は次のとおり。
- 調査対象：第2新卒での転職経験がある人
- 調査期間：2024年7月23日～8月6日
- 調査機関：同社調査
- 調査方法：インターネットによる任意回答
- 有効回答数：113人（女性60人／男53人）
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