giftee for Businessで贈れるもの
giftee for Businessで贈れるものには、大きく分けて次の5種類がある。
- えらべるギフト(giftee Box、えらべるPay)
- giftee eGiftカード(カードタイプのデジタルギフト)
- 体験ギフト
- 良質なモノ
- Swag
えらべるギフト(giftee Box、えらべるPay)
ギフティのえらべるギフトは、ギフトを受け取った側が欲しい商品を選べる選択型のデジタルギフト。「giftee Box」と「えらべるPay」の2つがある。
giftee Boxでは、贈られた人が最大1000種類のバラエティ豊かなラインナップから好きなものを選べる。コーヒーやスイーツなどテーマ別に商品を集めたBoxも複数提供しており、「仕事の合間に一服してください」といったメッセージをギフトに込められる。
また、giftee Boxでは交換されたデジタルギフトを可視化できる。企業はギフトの振り返りを行う材料を得られるわけだ。興味深い事象として、ギフティ 執行役員 giftee for Business事業部 本部長の篠塚大樹氏によれば、40~50代ではコンビニのギフト券がランキングの1位になり、よくキャンペーンの景品などとして使用されるAmazonギフト券が上位に入らないこともあるそうだ。
一方、えらべるPayでは、QRコード決済で利用できるポイントや、ECサイトで使えるギフトコードを贈れる。受け取った人は好きなスマホ決済サービスを選べる。贈る側にとっては、銀行口座といった個人情報を扱うことなく、現金に近い価値を付与できる点が魅力だ。
giftee eGiftカード(カードタイプのデジタルギフト)
ここまでに紹介したギフト(URL)の送付には、メールなどによる通知という方法が採られるが、これを物理的なカードで提供できるサービス「giftee eGiftカード」もある。このサービスを利用すると、デジタルギフトをカード化して手渡しで贈ることができる。少額のギフトカードは、ちょっとしたお礼やねぎらいの気持ちを表すときに使いやすい。比較的高額なギフトカードは、永年勤続表彰など特別なシーンで有効だろう。
体験ギフト
えらべるギフト「giftee Box」や「えらべるPay」は受け取った人が好きなデジタルギフトを選べるものだが、贈る側(企業側)が商品を選定して贈る定番の形式もある。そのうち、比較的高価格帯のギフトを贈ったり、企業がギフトに込めたコンテクストを伝えたりするのに最適なのが「体験ギフト」だ。これはSOW EXPERIENCEが提供する体験ギフトを贈れるというもの。クラフトカレーやハンドコスメのお取り寄せから、メモリアルフォトの撮影、贅沢な宿泊付きゴルフ、野外アクティビティまで、日常生活ではあまりできない体験を提供する。特別なタイミングで従業員に贈るとより効果的だろう。
良質なモノ
体験ギフトの他にも、物理的に良質な「モノ」を贈ることもできる。贈る側が届けたい気持ちに合わせてコンセプトを設定し、たとえばゆったりした時間を過ごしてほしいときには、上質なタンブラーとスペシャリティコーヒーのセットを。アフターファイブにリフレッシュしてほしいときには、こだわりのおつまみとクラフトビールやグラスのセットを、というように複数ブランドの商品を詰め合わせたボックスもつくれる。贈り方もさまざまで、手渡しのほか、URLを贈る方法がある。URLを贈られた人は、住所を入力するなどして商品を受け取る。そのため、贈る側は自身で商品や個人情報を管理しなくて済むし、送付もお任せにできる。
Swag
「Swag(スワッグ)」とは企業やサービスと受け取り手の想いを反映し、モノ自体の質や「ギフトのストーリー」にこだわりが詰まったオリジナルグッズだ。企業の周年記念の品や、新入社員のウェルカムギフト、顧客へのシーズナルギフトといった使い方ができる。
ただ、本当に喜ばれ、記憶にも残るオリジナルグッズを考え出すと、かなり悩むものだ。そこでギフティは、ギフトプランニングのプロフェッショナルチーム「STUDIO GIFTEE」を立ち上げた。STUDIO GIFTEEはギフトの企画・制作サービスを提供し、企業のブランディングや企業と顧客・従業員とのより良い関係づくりのためのギフト体験を支援してくれる。福利厚生としてSwagのギフトを検討する際にも、相談してみるとよいだろう。
次ページでは、従業員への福利厚生に特化したギフティの新たなポイントプログラム基盤を紹介したい。